家の棚に、むかし夢中になったゲームソフトの
サウンドトラックが置かれていた。
このゲーム音楽は非常に評価が高くて、ファンも多い。
なんとなくCDプレイヤーにかけてみると、
私が夢中で遊んでいた日々が蘇ってくる。
スーパーファミコン世代の音源で、
よくこれだけの感情豊かな音楽表現を実現していたなと
改めて感動する。
これだけのことを成し遂げた作曲家であるが、
このゲーム以降、あまり大きな作品は残っていない。
自由を求めて組織を離れる人は多いが、
それによって良い仕事ができるかというと、
そうではない。
そういう風に自分を戒めている。
いかに自分を盛り立ててくれる人や、
環境で仕事ができるかのほうが大事なのだと、
ぼんやりと思っている。